過敏性腸症候群

(腹痛や下痢・便秘が続く)


過敏性腸症候群(IBS)は、検査で明らかな異常がみられないにも関わらず、腹痛や下痢・便秘・膨満感などの腸の不調が続く状態を指します。腸の動きや感覚が過敏になって、症状が起こります。



● どんな症状?

腹痛やおなかの張り、下痢や便秘あるいはその両方が交互に起こるといった症状があります。食事や緊張・ストレスなどの状況で悪化することが多く、通勤・通学など外出時にトイレが気になるなど、日常生活に支障をきたすこともあります。


● 原因・きっかけ

腸の運動や感覚を調整する神経のはたらきが関係していると考えられています。心理的ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなど複数の要因が重なって、症状が続くことがあります。


● 受診の目安

腹痛や便通の異常が数週間以上続く、または症状が生活に支障をきたしている場合は、早めにご相談ください。


関連する項目をさがす