自律神経失調症は、体のだるさ、動悸、めまい、息苦しさなどの症状が続いているのに、検査では明らかな異常が見つからない状態をいいます。自律神経は、体温・血圧・消化・睡眠などを調整するはたらきを担っていて、バランスが乱れることで様々な症状が現れます。ストレスや生活リズムの乱れ、ホルモンの変化などが影響することもあります。
動悸や息苦しさ、のぼせ、手足の冷え、だるさ、頭痛、胃腸の不調、めまいなど、症状は人によって異なります。症状が長く続くと、不安や気分の落ち込みを伴うこともあります。
ストレスや過労、生活リズムの乱れなどが要因となります。また、思春期・更年期などホルモンの変化の時期や、睡眠不足、環境の変化なども関係します。心理的ストレスによっても症状が強まることがあります。
休んでも体調が戻らない、気になる不調が続くときは、早めにご相談ください。無理に我慢せず、こころと体の両面から、原因を探してみましょう。
