気分の落ち込みが続いたり、調子の波が繰り返されたり――そんな状態が何か月も続く場合、気分変調症の可能性があります。軽い気分の変動でも、長く続くと心身に負担がかかります。
落ち込みやイライラ、疲れやすさ、集中力の低下などが長期間続きます。一時的に気分が軽くなることもありますが、再び沈むことを繰り返します。気分の波があっても、双極性障害(躁うつ病)ほど極端ではありません。
性格傾向やストレス、環境の変化、ホルモンや神経伝達のバランスなど、複数の要因が関係して起こると考えられています。慢性的なストレスや、過去の抑うつエピソードが関係することもあります。
気分の波や落ち込みが長く続き、「調子が安定しない」と感じるときはご相談ください。気分を整えるサポートや治療により、少しずつ生活のリズムを取り戻していくことができます。
