強迫性障害

(繰り返しの確認・不安)


確認や不安が頭から離れず、何度も繰り返してしまう状態を指します。自分でも「やりすぎ」と分かっていても止められず、強い苦痛や時間の浪費につながることがあります。



● どんな症状?

鍵やガスの確認、手洗い、数字の確認、特定の順序へのこだわりなどを何度も行うことがあります。「汚れているのでは」「間違えたかもしれない」などの考えが浮かび、行動を繰り返して安心しようとします。こうした状態が続くと、仕事や家事、外出に支障をきたすこともあります。


● 原因・きっかけ

背景には、学習や不安への対処パターンが影響している場合があります。強いストレスや疲労、もともと慎重な性格傾向が重なると、症状が現れやすくなります。


● 受診の目安

確認や手洗いなどを繰り返さないと落ち着かない状態が続く、または不安やこだわりで日常生活に支障が出ている場合は、早めにご相談ください。


関連する項目をさがす