広場恐怖症は、「逃げられない」「助けが得られない」と感じる状況を強く恐れ、外出や公共の場を避けるようになる状態を指します。不安やパニック発作を再び経験することへの恐れを強く感じることがあります。
電車やバスなどの交通機関、混雑した場所、列に並ぶ場面などで強い不安や動悸、息苦しさを感じることがあります。症状を避けようとして外出を控えたり、誰かと一緒でないと外出できなくなる場合もあります。生活範囲が徐々に狭まり、仕事や通学、人付き合いに支障をきたすことがあります。
パニック発作を経験し、発作が起きた場所や状況を避けるうちに、「また起きたらどうしよう」という不安が強まります。ストレスや、性格傾向(慎重・心配性)などが関係していることもあります。
外出や移動が怖くて制限している、パニック発作の再発が不安で出かけられないーーそのような時は、早めにご相談ください。
