考え方の偏りや、柔軟性の乏しさにより、人間関係や生活に支障をきたす状態を指します。本人にとっても苦痛が強く、周囲との関係がうまくいかない、感情のコントロールが難しいといった悩みが続くことがあります。
感情が不安定になりやすい、人の評価に敏感で極端な反応を示す、他者への不信や怒りを感じやすい、他人に依存しやすいなどの傾向がみられます。長期間にわたり繰り返されることで、対人関係や社会生活に影響することがあります。
生まれ持った気質や、育った環境、対人経験など複数の要因が関係します。虐待やネグレクト、対人関係の不安定な環境で育った経験が背景にあることもあります。青年期から特徴が現れ、次第に対人関係や社会生活で困難を感じるようになります。
感情の起伏がつよく、人間関係や生活のなかで困りごとが続く、あるいは自分を責めたり孤立感が強い時は、一度ご相談ください。
