マインドフルネス

忙しい日々に、心を整えるひとときを

あなたのこころに、穏やかな安らぎはありますか?

 

せわしない日常から離れて、「無」になれる時間はありますか?

 

次から次へと、先のことばかり考えてしまうことはありませんか?

 

背負っているものを手放して、シンプルに生きること

 

「いま、ここ」にある幸せに気づくことは、簡単なようで意外に難しいことです。

いま一度、これからの在り方を、見つめ直してみませんか?

 

背負っているものを手放し、「いま、ここ」を感じることから始めましょう。

マインドフルネスとは

忙しい毎日の中で、心が過去や未来にとらわれていませんか?
マインドフルネスは「いま、この瞬間」に意識を向け、心を整える練習です。

過去や未来にとらわれず、「いま、ここ」に意識を向ける練習です。呼吸やからだの感覚に注意を向けることで、思考の嵐から距離をとり、こころを穏やかに整えていきます。

1979年にアメリカで生まれ、医療・教育・企業など幅広い分野に導入されています。日本でも研究や臨床応用が進み、科学的根拠に基づいた実践として注目されています。

当院のプログラムは、認知行動療法の知見をもとに構築された、臨床的マインドフルネスです。学会での発表実績もあり、科学的根拠(エビデンス)に基づいた内容です。

週1回90分×全8回のセッションと、日々の実践から成り立ちます。生活の中で呼吸や感情に気づく習慣を身につけ、ストレスとの向き合い方を自然に変えていきます。

1回あたりの定員は6名まで。お一人ずつに丁寧に対応できる、落ち着いた雰囲気の中で進めます。はじめての方も安心してご参加いただけます。

マインドフルネスの心構え

1.評価を下さないこと

「うまくできない」と感じたら、”評価している自分”に気づく瞬間です。
判断はあとでかまいません。ただやってみましょう。


2.忍耐づよいこと

こころやからだの変化には、時間がかかります。
変化は、ある日ふと気づいたときに訪れます。


3.初心を忘れないこと

知っているつもりになると、新しい体験が見えなくなります。

今日という一日を、初めて触れるような気持ちで受けとめてみましょう。

4.自分を信頼すること

自分の感覚を信じるための練習です。
からだやこころが伝えてくる小さなサインに、静かに耳を澄ませてみましょう。


5.むやみに努力しないこと

「もっと頑張らなければ」と力むと、自然な流れが止まってしまいます。
”いまここ”にいることを大切にしてみましょう。


6.受け入れること

うまくいかない日も、落ち込む自分も、そのままで大丈夫です。
ありのままの自分を受け入れてみましょう。


7.とらわれないこと

何度も同じことを考えてしまうとき、「考えている自分」に気づくだけで少し軽くなります。
手放すことは、自由になることです。

マインドフルネス8週間プログラムのご案内

実施日:毎週日曜日(全8回・各90分)

時間:10:00~11:30

料金:自費診療 66,000円(税込)→期間限定33,000円(税込)

次回開催:2025年は終了しました。次回は2026年に実施予定です。

 

参加をご希望の方は、事前に診察を受けていただいております。
初診のご予約は、下記フォームからお申し込みください。

学会発表を行なっています

  • 日本精神神経学会 「マインドフルネスが有効であった適応障害の一例」
  • 日本認知・行動療法学会 「神経症圏に対する通院集団精神療法としての8週間マインドフルネス 効果量の報告」
  • 日本マインドフルネス学会 「通院集団精神療法としての8週間マインドフルネスの効果」

発表の概要

マインドフルネスの効果をみるために、プログラム前後に心理検査を行って、結果の分析を行いました。使用した検査は次の3つです。

  • ストレスを測る Perceived Stress Scale
  • 心の硬さを測る 日本版Acceptance and Action Questionnaire-Ⅱ
  • 不安を測る STAI状態-特性不安尺度 

結果の分析は2つの方法で行いました。

  • 効果量の測定
  • t検定 

ストレス

ストレスの結果を表す表

効果量=1.54(very large)

心の硬さ

心の硬さの結果を表す表

効果量=1.14(large)


ストレス状況下での不安

ストレス状況下での不安の結果を表す表

効果量=1.57(very large)

日常的な不安

日常的な不安の結果を表す表

効果量=1.22(very large)


参加者の声

  • 余計なことを考えている自分に気づき、呼吸を整えられるようになった。

  • 嫌なことを引きずらず、感情を落ち着いて保てるようになった。

  • 気持ちの波が穏やかになった。

  • 集中力が上がり、日常の小さな幸せに気づけるようになった。

  • 家族との時間を大切にできるようになった。

(以上、発表概要)