京都市下京区四条烏丸の桜木りかメンタルクリニックです。
仕事や家事に追われて、気づけば心が休まる時間がない──
そんなとき、「いま、ここ」に意識を向けるマインドフルネスが役立ちます。
今回は、当院で行っている取り組みと、体験者の声をご紹介します。
◆ストレス社会で心が疲れるときに
現代の私たちは、常に何かに追われるように日々を過ごしています。
仕事の締め切り、家庭での役割、スマートフォンの通知──
心が休む間もなく、いつのまにか「心の疲れ」を感じてしまう方も多いでしょう。
そんなとき、「マインドフルネス」という考え方が注目されています。
マインドフルネスとは、過去や未来のことではなく、「いま、ここ」に意識を向けること。
呼吸や体の感覚、心の動きを丁寧に感じ取ることで、
ストレスや不安に流されにくくなるといわれています。
◆マインドフルネスとは何をするの?
マインドフルネスには特別な道具も、難しい知識もいりません。
たとえば、深呼吸をしながら「空気が体に入ってくる」「出ていく」と意識を向けてみる。
あるいは、食事のときに一口ずつ味や香りを感じながら食べてみる。
そんな小さな「気づき」が、マインドフルネスの第一歩です。
当院では、休職中の方や仕事で疲れを感じている方を対象に、
少人数制のマインドフルネス講座を行っています。
体を動かすヨガのような時間もあれば、静かに呼吸に集中する時間もあり、
自分のペースで取り組めるよう工夫さしています。
◆参加された方の声
実際にプログラムに参加された方からは、こんな感想をいただいています。
「全8回なんとか参加することができて達成感もあります。
休職中で毎日同じような生活を送っているので、
毎週同じ時間に起きて活動するのも生活リズムの面でもよかったです。
これからもマインドフルネスを日常で取り組み、
自分のしんどさが変化したり、リラックスできたらいいなと思います。」
このように、マインドフルネスは“うまくできるかどうか”ではなく、
“自分の今の状態に気づく”ことを大切にしています。
続けるうちに、少しずつ気持ちの余裕や、自分をいたわる感覚が育っていくことがあります。
◆日常に「いま、ここ」を取り入れる
マインドフルネスは、特別な時間をつくれなくても実践できます。
朝、コーヒーを飲むときに香りを感じてみる。
通勤の途中で空を見上げて、呼吸を整える。
そんな短い瞬間でも、「いま、ここ」に戻る習慣がストレス軽減につながることがあります。
無理をせず、自分のペースで続けてみることが大切です。
◆ 京都・四条烏丸で心療内科をお探しの方へ
マインドフルネスは、ストレスや不安の中で自分をいたわる方法のひとつです。
忙しい毎日の中でも、「いま、ここ」に意識を向ける時間を大切にしてみませんか?
一人で抱え込まず、ご相談ください。
初めての方は、お電話(075-353-6077)または初診のご予約フォームからご予約を承ります。
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