
京都市四条烏丸の桜木りかメンタルクリニックです。
災害時は、平時とは異なる心のケアが問題になっています。
被災された方を励ますつもりの言葉がけであっても、
不適切な表現をしてしまうと、かえって相手を傷つけてしまうことがあります。
以下の7つは、避けましょう。
●安易な励まし、なぐさめ
「頑張ってください」
「あなたが元気にならないと亡くなった人が悲しみますよ」
●比較すること
「もっと大変な人もいます」
「このくらいの被害で済んで良かったですね」
「命があるだけでも良かったと思って」
●根拠のない保障
「こんなことがあったのだから、将来はきっと良いことがありますよ」
「時期が来れば忘れることができます」
●被災者や遺族は皆同じだという言動や対応
「皆も同じ気持ちですよ」
●一般的な考えや意見の押しつけ
●被災者は皆、精神的なケアが必要であると決めつけた対応
●無理に感情を吐き出させようとする働きかけ
災害時のこころのケアは、立場や時期によって、気をつけることが異なります。
支援者の方向けマニュアル(ストレス・災害時こころの情報支援センター)
災害時の精神的ケアについて(日本精神神経学会)
などにも掲載されていますので、ご参考になさってください。
当クリニックは京都市下京区にある心療内科で、
夕方は午後7:30まで、土曜も不定期で診療しています。
初診のご予約はお電話で承ります。
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