医療従事者のセルフケア 前編(新型コロナウィルス)

京都市下京区四条烏丸の心療内科、女医のいるメンタルクリニック、山

こんにちは、四条烏丸の桜木りかメンタルクリニックです。 

新型コロナウィルスの感染拡大で、医療対応が困難になってきている今、 

医療従事者のケアは、非常に優先度の高いものとなっています。 

セルフケアを心がけて、必要な人をケアする能力の維持に努めましょう。 

 
①基本的なニーズを満たす 

定期的に食事をとり、水分をとり、眠りましょう。生物としての欲求を満たすことで、自分自身のリスクが下がり、患者さんのケア能力を維持することができます。

 

②休みをとる 

可能であれば、仕事と関係のないことをして、リラックスしましょう(散歩、音楽、読書など)。多くの人が苦しんでいる時に、楽しみに時間を割くことに、罪悪感を覚えるかもしれませんが、適度に休むからこそ、適切なケアができると考えましょう。 

 

③人とつながる 

恐怖と不安に襲われると、人は孤立感を覚えます。自分の話をする、誰かの話を聞く、という人とのつながりを大切にしましょう。 

 

④前向きなコミュニケーション 

ミスや不足は、前向きな言い方で確認し、訂正しましょう。また、お互いに褒め合いましょう。褒められることはモチベーションを高めて、ストレス緩和に役立ちます。

 

⑤家族と連絡をとる 

できれば、業務外で大切な人たちと連絡をとりましょう。分かち合い、つながっていると、互いに支え合うことができるようになります。 

 

 

これ以上の医療崩壊を起こさないために 

医療従事者の負担を増やさないために 

不要不急の外出を避けて、感染拡大防止にご協力ください 

 

当クリニックは京都市下京区にある心療内科で、 

夕方は午後730まで、土曜は隔週で診療しています。 

初診のご予約はお電話もしくはメールで承ります。 

クリニックについて詳しくはこちらへ。 

 

 参考文献:米国軍保健衛生大学トラウマティック・ストレス研究センターhttps://www.cstsonline.org/resources/resource-master-list/coronavirus-and-emerging-infectious-disease-outbreaks-response